キャラクター紹介
小狼
飛王・リードにより「写身」をつくるために捕らえられる。自分の左目を「写身」の右目に与えることで自分の心を「写身」に宿すことに成功するが、同時に自身の魔力も半減し、以後‘時’が来るまで飛王が施した幽閉に甘んじることになる。「写身」の右目を通して、サクラたちの旅を見守ってきたが、「写身」の右目の封印が切れると同時に目覚める。‘東京’にて「写身」と戦うが決着はつかず、以後サクラたちと行動をともにする。
サクラ
玖楼国の姫。飛王により、すべての記憶を失ってしまう。次元をこえて世界中に散ってしまった「記憶の羽根」を探し求めて小狼たちと旅をする。天真爛漫な性格と優しさで仲間たちをいやしながら旅の厳しい局面を乗り越えて行く。‘東京’で、飛王により‘仕組まれた旅’の秘密を知らされ深く傷つくが、失われた小狼の心を取り戻すために新たな決意をもって旅を続ける。
小狼（写身）
「記憶の羽根」を取り戻すためなら何事もいとわぬように、飛王により作り出された小狼の「写身」。飛王によって玖楼国に送り込まれ、サクラとともに記憶の羽根を取り戻す旅に出る。‘東京’で本物の小狼が施した「右目の封印」が解けると、飛王に与えられた本来の冷酷な性格へと変貌し、ファイの左目を奪いその魔力を得る。小狼との壮絶な戦いの後、サクラ一行から離れ、羽根を探し続ける。
黒鋼
日本国の知世姫に仕える忍者。無益な殺生を咎めた知世姫に、人を殺すたびに強さが減る「呪」をかけられ、別次元の侑子の元へ飛ばされた。不本意ながらサクラたちとともに旅をすることとなるが、次第にサクラたちに心を許していく。直情的な性格だが実は思いやり深く、自分を犠牲にして仲間を助ける一面も。
ファイ・D・フローライト
強大な魔力を持つセレス国の魔術師。ある理由によりアシュラ王から逃れるため、サクラたちと行動をともにする。心優しく気さくな性格だが、その裏に過酷な過去を秘めている。東京で写身の小狼に左目を奪われ、魔力が半減し瀕死となるも、吸血鬼になることで一命を取り留めた。その後、セレス国へ戻り過去と対峙することとなる。